火焔土器をまなぶ


縄文イベント通信

夏季特別展「十日町市のやきもの」&記念講演会
が開催されました。

■夏季特別展「十日町市のやきもの」

平成19年8月25日(土)〜9月24日(月)の間、十日町市博物館において開催された特別展は、十日町市における「やきもの」のルーツを、縄文時代草創期までたどり、隆起線文土器、縄文中期の代表的な火焔型土器、さらに後期、晩期の様々な土器の実物が総数140点並び、来館者は会場に一歩足を踏み入れた瞬間、ほんものの土器が醸し出す壮麗な雰囲気に圧倒されました。会期中、県外からの縄文ファンや、考古学の専門家、地域の子どもたちなど、様々な階層から2000名を超える来館者となりました。

「十日町市のやきもの展」に見入る来館者 縄文時代中期の作品群
また、現代のやきものとして、陶芸家吉田明氏による地元の土を用いた「妻有焼」作品は、古の縄文土器への現代陶芸というアプローチの中に、芸術に対する共通の憧憬を感じさせてくれ、多くの来館者の感動を呼びました。
「妻有焼」吉田明氏の七輪で焼く土器ワークショップ
■記念講演会「縄文文化の面白さ・・・土器、土偶、土製品、そして遺跡・・・」
講師:文化庁・文化調査官 原田昌幸氏

9月1日(土)、十日町市博物館において開催された記念講演会では、学生時代に十日町市の発掘作業に携わった経験のある原田昌幸氏の、軽快な口調からほとばしる、縄文文化の時代区分の「ゆらぎ」や、豊富な資料に基づいた土器、土偶などの道具の組み合わせやそれを用いた縄文人のライフスタイルなど、考古学研究家としての立場を交えながらのお話に、参集した60人を超える縄文ファンは深く聞き入りました。

熱心に聞き入る聴講者 講師 原田昌幸氏